いきなりですが、お金は好きですか?
私は大好きです。
もう一度大きい声で言います。
大好きです!
「お金は好きですか?」という質問ですが、日本では少しいやらしい感じがしますよね。
心の中ではみんな大好きなのに、大きい声では言えない。
それは、「お金=汚いモノ」といった日本の洗脳教育のせいなのです。
今回は「意外と知らないお金に関する3つの知識」について書いていきます。
日本のお金に関する教育の歴史

学制
明治5年に制定された「学制」により日本の教育は義務教育となりました。
その背景にあったのは「富国強兵」という考え方です。
富国強兵
富国:国家の経済的発展
強兵:軍事力強化
日本は①資本家の指示に従う従順な労働者と②お国のために身を捧げる兵士がほしかったんですね。
ここで現在の学校を見てみると、当時の名残がうかがえると思います。
・先生という指揮官がいる
・先生に従わないと、異端児として扱われる
上述の通り、当時の日本は資本家の指示に従う従順な労働者と、お国のために身を捧げる兵士の確保が最重要課題だったので、
お金について勉強してほしくなかったのです。
👉「お金について勉強させない」仕組みができあがりました。
金持ち父さん 貧乏父さん
:アメリカの金持ちが教えて
くれるお金の哲学
銀行貯金しないとお金持ちになれない?

「貯金」と「預金」
銀行にお金を預金しておくと、利息がもらえるのでお金が増える。
だから銀行預金をそのまま「貯金」という人が多いです。
でも、本当に預けているだけでお金は増えるのでしょうか?
実際に、「銀行貯金しないとお金持ちになれない」と言われて育った人も多いと思います。
訳もわからないまま口座を開設し、お年玉を銀行に預けるように教えられましたよね。
それもそのはず。特に現在50~60代の人たちの時代はバブルの時代です。
銀行にお金を預けておけば、どんどん貯金ができた時代でした。
なんと年利が約6%もあったのです。
100万円預けていれば、1年後には106万、10年後には160万円になるという時代です。
現在は?
残念なことに、現在の利息は0.001%程度です。100万円を1年間預けても利息は10円です。
10円に全く価値がないという話をするつもりはありませんが、実際に生活する上では
10円程度ではほとんど意味がないですよね。資産を増やすという点で考えるといらない額です。
これだといわゆる「貯金」はできませんね。
銀行にお金を預けていると安全?

実は私たちが銀行に預けているお金を使って銀行は儲けています。
銀行は企業にお金を貸しているからです。
確かに銀行に預けていると、元本は保証されているので、
たとえ銀行が潰れたとしても一応取り返すことはできます。
(保険の手続きなどで、どのくらい時間がかかるかはわかりませんが。)
上の図をよく見てみると、どちらも最終的に私たちのお金は企業のもとへ集まっています。
ただ、直接的か間接的かの違いです。
ここで思い出してもらいたいのが、先ほどの利息の話です。
銀行に1年間100万円投資(預金)していても、増えるのは10円だけです。
生活の足しにもなりませんね。
どうせ投資をするなら、多少のリスクを取ってでも直接金融に切り替えたほうが良いのではないでしょうか。
「株式投資は怖い」というイメージを持っている方も多いと思いますが、少額から始めれば何も怖くありません。
もちろん100%稼げるという保証はありませんが、確実にメリットは多いです。
お金の本質
お金の本質は「信用」であり、紙幣や硬貨は「信用」を数値化したものに過ぎません。
紙幣や硬貨は目に見えますが、信用は直接目で確認することはできません。
故に、いきなり目に見える紙幣やお金を増やそうとする人が多いのです。
大事なのは信用であり、お金はあとからついてくるものです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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