日本語教師の1日を紹介!|日本語教師は大変? 休みはある? 

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日本語教師を目指している方は年々増えてきています。

そこで今回は台湾で3年間日本語教師を務めた経験から、日本語教師の1日を紹介したいと思います。

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授業&勤務形態

僕の働いていた学校では授業や会議、その他の仕事などがなければ、学校に行かなくてもいいというフリータイム制が導入されていました。

授業が夜だけの日は、夜の授業が始まる10分前に学校に行き、それまでは自由時間と言った感じです。

自由とは言っても、授業準備などがあるので、全て自由に時間を使えるわけではありませんでしたが。

それを踏まえて、僕のスケジュールはこんな感じでした。
(月により大きく異なります。)

 
授業  

 

休日

 授業授業 

 

休日

会議会議 研修授業
授業授業授業授業 

スケジュールの開いているところで授業準備をしたり、学校を運営するための仕事などを行っていました。まあまあ忙しかったです。

ですが、昔からそうなんですが個人的に休日は必要ない人間なので(ワーカホリックです)、休日の午前だけでも仕事の時間に充てれば、意外とそこまで忙しくなかったように感じます。

授業準備

やはり一番大変なのは授業準備です。

同じ内容をするにしても、クラスや学生のレベルによって教材を作り替えたり、説明の仕方を工夫したりしなければなりません。

また、同じ練習ばかりしていると教師側が飽きてきます。

おアシエル内容がとりあえず一周してしまえば、次からは少しアレンジを加えるだけで済みますが、教えたことのない単元を教える場合は、①文型の理解、②導入方法、③注意事項、④練習、⑤活動など、準備することが山ほどあります。

「教材は全て自分で1から作るべきだ」と考える先生方が周りに多かったのですが、個人的な意見としては、「使える教材があればそれを使えばいい」と思っているので、本ブログでは僕が以前に作った教材の公開を行っています。

学生との交流

学校のシステムにもよるかと思いますが、僕の勤めていた学校では学生との連絡先の交換や外出などが認められていました。(※条件付き)

ですので、休みの日には学生に町を案内してもらったり、普段はなかなか行けない場所に連れて行ってもらったりなどもしました。

日本語教師は大変!?

はい、大変だと思います。

でも、多くの日本語教師の方が言われている通り、やりがいのある仕事だとも思います。

また、自分の国の言葉について深く考えられる職業でもあるので、これまでは何気なく使っていた日本語を観察し、新しい発見が生まれた時は毎回感動するのと同時に、日本語の美しさに触れられます。

さらに、日本に限らず日本文化や日本の習慣なども学生と話す機会がたくさんあるので、(恥ずかしながら)新しい知識が身に付けられます。

   

「日本語教師は大変!?」解決案

巷ではよく「日本語教師は大変な仕事」と言われていますが、お客さんがいる限り「簡単な仕事」などこの世にはありません。仕事は全て大変なものだと思います。

その仕事を自分が本当にやりたいことであれば、いくら大変でもできるはずです。

最後に、僕が思う「日本語教師は大変な仕事」と言われる理由をいくつか挙げておきます。

①給料が安い
②終わりが見えない
③持ち帰りの仕事が多い

①給料が安い
これが問題に上がるのは、日本語を教えることだけでしか収入を得ていないからです。普段の業務の中にある、宿題の添削、教材作成などもマネタイズができれば収入は増やせます。


②終わりが見えない

この問題は特に完璧主義の方が当てはまるかと思います。

1対1の授業ならまだしも、複数人の学生を相手にする授業で全員が100%理解できるような授業をするのはベテランの先生でもかなり難しいです。

「80%の学生が理解できればいい」くらいの心持で授業に臨めば、準備時間もほどほどで切り上げられると思います。

③持ち帰りの仕事が多い
教材をシェアする雰囲気を作りましょう。

当然、出版社や競合他社との関係もあるので自社で作った教材を完全にオープンにするのは難しいことかもしれませんが、もっと日本語教育を盛り上げる、教師を育てるという明確な目標があれば、教材のシェアこそが一番初めに取り組まれるべきことかもしれません。

おわりに

参考になりましたでしょうか。

この他にも日本語教育について知りたいことなどございましたら、いつでもご連絡ください。

できるかぎりお答えいたします。

今回は以上です。

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