ヤバイ、もう少しで台湾の居留証の期限が切れる…
仕事はしたくないけど、台湾には残りたい…
本記事ではこのようなお悩みを解決します。
*台湾ですでに生活をしていて、居留証(ARC)を持っている方が対象です。
居留証(ARC)の種類
台湾に長期滞在する場合、居留証の所持が義務付けられています。
居留証とは日本でいうところの「外国人カード」にあたるIDカードです。
居留証を持っていなかったり、有効期限が切れてもそのまま台湾に滞在していると、1日あたり2000元~10,000元の罰金が課せられます。
台湾の居留証にはいろいろな種類があり、留学生は「就学」、労働者は「應聘」などとその人の役職に紐づけられ管理されています。
これまでは労働者(應聘)として台湾に住んでいたけど、何らかの理由で会社を辞めてしまい、居留証の効果がなくなってしまうという場合の対処法をお伝えします。
当然ですが、会社を辞めると直ちに居留証の効果がなくなってしまうので、すぐに以下の手続きを行うようにしてください。
居留証の期限は延長できる
台湾では居留証の期限を延長することができます。
この延長された居留証を通称「找工作居留証(職探し居留証)」と言います。
延長できるのは6ヵ月で、そのあとさらに1回だけ更新ができるので、最長で1年台湾に滞在することが可能です。
以下では申請条件と申請に必要な書類について見ていきましょう。
1.前の会社を退職することになった
2.次の仕事を探すまでに時間がかかりそう
申請条件も緩いので基本的には誰でも申請が可能です。
1.パスポート
2.今、持っている居留証
3.前職で発行してもらった退職証明書
4.期限延長の理由書(移民局で記入してもOK)
5.外国人居(停)留案件申請表(移民局でもらうことができます)
6.申請費用1,000元
移民局でのやり取り
移民局に入ると、番号カードを取るところに係の人が立っているので、「找工作居留証」と伝えてください。
そうすると、必要書類(外国人居(停)留案件申請表)の記入を求められます。
見本もあるので、そのまま書いていきます。
わからないところは開けておいても問題ありません。
自分の順番が来たら、窓口へ行きます。
上記の必要書類を全部渡せば問題なく処理してくれるはずです。
期限延長の理由書を事前に準備していなければ、その場で指示されるので、言われたとおりに記入してください。
新しい居留証の受け取りは約2週間後になります。
その間は居留証が手元にないことになるので、予めコピーを取っておくといいかもしれません。
新しい居留所の居留事由が「其他」になっていれば問題なく処理されたということになります。
おわりに
今回は台湾の居留証の期限延長方法について紹介しました。
最初にも書いた通り、台湾に在住していて居留証を持っていなければ違法滞在になってしまい、罰金が課せられることになります。
仕事はやめたけどまだ台湾に残りたいという場合は、退職前でも大丈夫なので、退職証明書を発行してもらった上で居留証の延長申請を行ってください。
今回は以上です。
コメント