台湾のお薦めの観光地教えてー!
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こんにちは、台湾在住4年目に突入したたいちです。
台湾本島は日本の九州と同じくらいの大きさと言われていますが、実は台湾には7つの離島があるということを知っていますか。近年はコロナウイルスの影響で海外旅行が難しくなったこともあり、少しでも海外気分が味わえる離島旅行が台湾人の間でも人気があります。今回はそんな7つの離島についてご紹介します。
1.馬祖(mǎzǔ)
馬祖とは航海や漁業の守り神として台湾で広く崇められている道教の女神様です。
この女性は過去に実在したと言われており、彼女が眠っているのがこの島です。
この島は36の島から成り立っており、正式には馬祖列島と呼ばれています。
台湾本島からは200kmも離れており、むしろ中国からのほうがアクセスはよさそうです。
実際に天気がよければ肉眼で中国大陸が見えます。
人口:13,336人
面積:29.54 km²
名産:黄酒、清酒、薬酒、海鮮、パイ皮
ジャンル:#歴史 #宗教 #戦争 #自然
行き方
松山空港(台北)→馬祖の南竿空港、北竿空港
台中国際空港(台中)→馬祖の南竿空港
時間:1時間程度
費用:片道約2,000元
AとBの船が一日置きに就航
A:基隆→南竿→東引→基隆
B:基隆→東引→南竿→基隆
費用:350元~5,000元(座席により異なります)
時間:8~10時間
基隆を夜10時出発し翌朝、馬祖に到着。
午前中に馬祖を出発し、夕方に基隆到着。
渡船の予約はコチラから👉http://www.shinhwa.com.tw/index.php
主な観光スポット
北海抗道
芹壁聚落
戦争と平和公園
天后宮
媽祖巨神像
2.金門(jīnmén)
金門は台湾本島から270km離れたところに位置する島です。中国からは5kmほどしか離れておらず、使用されている言語も中国大陸よりのものです。金門は地理的にも国共内戦の最前線で最後の交戦地と呼ばれており、20年以上にわたって中国からの砲撃を受け続けていたという歴史があります。
人口:140,406人
面積:36,197㎢
名産:高粱酒、牛肉乾、金門麺線、貢糖
ジャンル:#歴史 #戦争 #閩南文化 #自然
行き方
時間:1時間程度
費用:約4,000元
主な観光スポット
錦芳布莊
金門民族文化村
馬山觀測站
八二三戦史館
閩南式建築
3.澎湖(pēnghú)
台湾の離島の中でも比較的大きく、台湾本島からも近いのが澎湖諸島です。
離島というとあまり栄えておらず不便なイメージがありますが、澎湖には大型のショッピングセンターやコンビニ、シェラトンホテルまであります。
毎年、春から夏にかけて大規模な花火大会が行われており、これを目当てに台湾本島から多くの人が澎湖を訪れます。冬の期間は風が強く、少し注意が必要です。
人口:10.18万人
面積:141.1 km²
名産:小管、海鮮、サボテンアイス、サボテンジュース
ジャンル:#海 #花火 #グルメ #インスタ映え #歴史
行き方
澎湖の飛行場は「馬公」です。
馬公へ行く飛行機は松山空港、台中空港、高雄空港、嘉義空港、台南空港から出ています。
時間:1時間弱
費用:2,000~3,000元程度
台湾の国内線は以下の2社から選ぶことになります。
立榮航空 UNI AIR
華信航空 Mandarin Airlines
主な観光スポット
観音亭
玄武岩
跨海大橋
七美
保安宮
4.小琉球(xiǎo liúqiú)
小琉球は台湾の離島の1つで、とても小さい島です。
面積は6.8平方キロメートル、海岸線の長さは約12キロしかありません。
バイクだと30分もあれば一周できてしまう島です。
気温は1年を通して温暖で、平均気温は25度もあります。
小琉球はなんといっても海が綺麗です。
そのためシュノーケリングやスキューバダイビングなどが盛んに行われています。
また、島の周辺にはウミガメが多く生息しているので、ウミガメと一緒に泳ぐこともできます。
海以外にも洞窟や自然も楽しめる場所です。
人口:12,140人
面積:6.8 km²
名産:魚鬆、飛魚卵香腸、麻花捲
ジャンル:#海 #ウミガメ #マリンスポーツ #自然
行き方
小琉球へは飛行機が出ていないので、船一択となります。
船は屏東県の東港という場所から出ています。
時間:30分程度
費用:片道:230元
往復:410元
主な観光スポット
烏鬼洞
花瓶石
棋盤腳花
美人洞
落日亭
5.亀山島(guī shāndǎo)
「亀山島」は宜蘭県から約10キロ離れたところに位置する無人島です。亀がたくさん生息しているわけではなく、島全体がウミガメのように見えることから、このような名前がついたのだとか。
7000年ほど前に火山爆発が4回も起こり今のような地形になったと言われています。亀山島付近の海底には10個以上の火山が確認されており、今でも活発に動き続けていることから、「火山島」とも呼ばれています。
人口:(無人島)
面積:2.841㎢
ジャンル:#大自然 #火山 #海 #ホエールウォッチング
行き方
烏石港より船で渡ります。
烏石港への行き方:台北駅から台鉄で頭城駅へ。
頭城駅からタクシー(約10分)で到着します。
烏石港―亀山島
時間:約20分
費用:500元~1800元
亀山島へ渡るにはツアーに参加する必要があります。
ツアーの種類によって値段が異なります。
*入場制限があるので、事前に予約が必要です。
主な観光スポット
ホエールウォッチング
海底温泉
亀のしっぽ
亀山島トレッキング
亀山島砲台
6.緑島(lǜ dǎo)
緑島は台東市から約33㎞離れたところに位置しています。火山の噴火によってできた島であるため、日本統治時代には「火燒島」と呼ばれていました。現在は綠島に改称されています。
マリンスポーツなどが盛んで自然豊かな緑島ですが、緑嶋の中には「緑洲山荘」という名の監獄があります。ここは主に政治犯を収容した監獄(刑務所)で、今でも当時のままの姿を見ることができます。
人口:3,300人
面積:16.2㎢
名産:鹿肉、トビウオ
ジャンル:#大自然 #マリンスポーツ #サイクリング #ツーリング
行き方
緑島へは船で渡るしか方法がないので、まずは富岡漁港へ向かいます。
富岡漁港→緑島
時間:約1時間
費用:920元(渡船の往復チケット)
主な観光スポット
牛頭山
小長城
人権記念公園
柚子湖
蘭嶼(lán yǔ)
蘭嶼は海底噴火によりできた台湾最南端に位置する火山島です。主に原住民(タオ族)が暮らしており、今でも昔の伝統を守りながら生活をしています。タオ族は漁業を生業としており、中でも蘭嶼付近の海ではトビウオが多く獲れるため、毎年2月~10月にかけてトビウオ祭りが行われています。
■基本情報■
人口:5,216人
面積:48.39 km²
名産:トビウオ、
ジャンル:#海釣り #ダイビング #原住民 #自然
行き方
蘭嶼へ飛ぶ飛行機は徳安航空1社で、便の数も少なくチケットの入手は困難です。
また、蘭嶼は小型飛行機しか着陸できず、飛行機で行くとしても定員17人の超小型飛行機で、1人最大4枚までしかチケットを購入することができません。
また小型飛行機のためフライト条件が厳しく、悪天候によりキャンセルになることも少なくありません。
時間:約20分
費用:1,400~1,500元
予約はコチラから👉https://www.dailyair.com.tw/
こちらの行き方が一般的です。
まず船が出ている台東富岡漁港へ向かいます。:台東→台東富岡漁港
そこから蘭嶼まで船で渡ります。:台東富岡漁港→蘭嶼開元港
渡船時間:約2時間
渡船費用:往復2,300元
渡船の予約はコチラから👉 https://ferry.tw/time-table
主な観光スポット
サンゴ礁
五孔洞
青青高原
野銀冷泉
發呆亭
おわりに
いかがでしたか。
台湾本島にもおいしい料理や、楽しい場所、美しい景色がたくさんありますが、台湾本島から船や飛行機で行く離島にも様々な魅力が詰まっています。「普通の台湾旅行に飽きた!」「もっと台湾の魅力に迫りたい」という方は是非離島へも足を運んでみてください。
今回は以上です。
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