台湾のMRTは安くて便利だな~
MRTでもっといろんなところへ行きたいな!
このように浮かれていると高額な罰金が請求されることがあります。
こんにちは、台湾在住4年目のたいちです。
台湾では日本と同様に、新幹線、バス、電車、地下鉄(MRT)、タクシーなどの公共交通機関が気軽に利用できます。日本と比べても圧倒的に安く、ちょっとした移動にも便利なので、ついつい気を抜いてしまいがちですが、気をつけるべきマナーがあります。
それでは早速見ていきましょう!
優先座席には座らない
あなたは誰も座っていない優先座席があったらどうしますか?
当然、誰も座っていないわけですから健康な人が利用しても問題ないはずですよね。
座席の名前も文字通り“優先”なのですから、他に人がいなければ座ってもいいというのが日本の考え方です。
ですが、台湾では基本的に健康状態に問題のない人は座ってはいけません。
いえ、法律上は座っても何の問題もありませんが、台湾の文化・倫理的に“座ってはいけない”とされています。台湾の中国語には日本語ほど敬語はないとはいえ、お年寄りや体が不自由な方を敬う気持ちは日本人のそれよりも強いです。
もちろん、日本人にもお年寄りに対して敬意を持っておられる方は大勢います。
ですが、台湾の場合、個人の思想というより台湾社会全体としてそのような思想を持っている風潮があります。
以前、ある若者が優先座席に座っていたところを周囲の人がスマホのカメラで撮影し、いわゆる日本の“2チャンネル”のような台湾の掲示板サイトに掲載し、その若者が非難されたというニュースがありました。台湾で公共交通機関を利用する場合は少し気をつけたほうがいいかもしれません。
飲食厳禁
台湾のMRT(捷運)では飲食が禁止されています。
これは油断しているとついやってしまいそうですね。
基本的にルールを順守することに対してはゆる~い台湾人ですが、MRT(捷運)に関するルールだけはなぜかしっかり守られています。
MRT(捷運)で飲食をした場合、以下のいずれかが罰則として課せられます。
その他の行為 :1,500元~7,500元の罰金
せっかくの楽しい台湾旅行に水を差してしまいかねないので、MRT(捷運)に乗る際には注意しましょう。外国人、特に日本人に対して親切な台湾ですが、この件に関してはあまり期待しないほうがよさそうです。
※ガムや飴も禁止です。
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マスク着用義務
現在はコロナ渦ということもあり、2020年から台湾では交通機関を利用する際にはマスクの着用が義務付けられています。
マスクを着用していない場合は、例外なく乗車できませんので、公共交通機関を利用する場合は必ず準備しておきましょう。
車内でマスクを着用していないことが確認された場合、各地方政府より
3000元(約1,1500円)以上、1万5000元(約57,600円)以下の過料が課されます。
おわりに
いかがでしたか。
交通ルールや喫煙に関するルールなど、他の国に比べてもゆるい台湾ですが、MRT(捷運)のことになるとなぜか厳しくなるところがあるので、旅行者の方は注意してください。
今回は以上です。
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